「まんが道」の感想
私にとって、「まんが道」が藤子不二雄作品の中で特に好きな作品です。
この作中では、漫画家を志す2人の少年が苦労に苦労を重ねて上京し、漫画家への道を歩むことになります。
その二人が帰郷した時に、思うように描けなくなってしまい、ほとんどの原稿を落としてしまいます。
そのときの絶望感を、私は忘れることができません。
この作品には結構なコマ数を割いて、映画がたくさん紹介されています。
作者は、映画を観ることによって漫画を描くエネルギーを蓄えていったのだなと感じる事ができました。
この作品に影響されて私の映画熱も強くなりました。
色々な意味でこの作品は恩人のようなもので、日本全国いたるところに同じように感じている人がいるはずです。