漫画読みの感想と考察と心の叫び

マンガを読んでの感想と考察とあらすじと心の叫び

「33歳漫画家志望が脳梗塞になった話」の感想

この漫画はジャンルで言えばコミックエッセイです。

主人子の著者はある日、左腕のだるさを感じながらも「筋肉痛かな」と放っておき、そのまま仕事に行き、会社についたら紙さえ掴めない状態に。

不安になりながらも病院に行けば医者からの即入院を言い渡されます。

病院で診察を受ける頃には全く左腕が動かなくなり、そんな体でMRI検査などを受け、診断はまさかの「脳梗塞」診断結果に驚きながらも「もっと早く病院に行けば…」と後悔します。

即入院し集中治療室で治療を受けるように医師に言われて戸惑いながらも「これはネタになるのでは!?」と漫画家根性でメモを取ります。

パニックになりながらもどこか冷静な著者。

脳梗塞と診断されても、前向きで明るく楽しく入院生活を漫画で紹介しています。

闘病漫画、と聞くと辛さが真っ先にイメージとして上がると思いますが、この漫画は著者が底抜けて明るいので「辛い・苦しい」よりもリハビリを楽しんでる様子や苦戦しながらも漫画を書こうとする姿勢に思わず笑ってしまいます。

なんでもネタにしようとするバイタリティーに励まされるし、絵が可愛くて読みやすくサクサク読めるのでオススメです。

サクッとすぐ読み終わるのですが、また読みた返したくなる。そんな作品です。