漫画読みの感想と考察と心の叫び

マンガを読んでの感想と考察とあらすじと心の叫び

「亜人」の感想

どこにでもいる普通の学生、永井圭。しかし、彼の日常は亜人に変化したことにより一変する。
亜人は詳細は知られていないが、基本的に人と大差なく死なないという特徴をもつことが世間では知られている。
そのため、亜人になり懸賞金をかけられた圭を狩るべく、賞金稼ぎ気取りの連中に追われる日々が始まる。
そんな中、旧友であった海の助力を受けながら逃亡を続ける圭であったが、同じ亜人である佐藤により政府機関に売られてしまうが、なんとか脱出した後はひっそりと身を潜めている。
というあらすじです。

このように書くと圭って可哀想な子だなと感じますが、実際はかなり嫌な人間です。


利己的な部分が強く、友人であった海が悪い噂話を立てられたときに、平然と見捨てて、自分が困ったときには、助けを求めるということをしています。

そのため妹からはクズ呼ばわりされるような人間です。
さらに亜人と化したあとに足を怪我して移動が困難になったときに、即座に一度死ぬ(生き返ったときには怪我もリセットされるため)こと選べる極端な合理的主義者でもあります。
そんな圭が人間らしい心を取り戻せるのか、そして亜人から人間に戻れる日が来るのかというのが、見所かと思います。