漫画読みの感想と考察と心の叫び

マンガを読んでの感想と考察とあらすじと心の叫び

「犬夜叉」の感想

高橋留美子さん作の作品です。基本的に作者の作品は世界観が似ているのが特徴?の一つですが、この作品は珍しく、ちゃんとしたストーリー物(サブエピソードの連続ではない)で、主人公である犬夜叉とヒロインのかごめとの、恋物語が楽しめる一風変わった戦国御伽草子となっています。
かごめは戦国時代の巫女であった桔梗の生まれ変わりであり、事あるごとに桔梗と比べられ、よりによって好きになってしまった主人公は昔、桔梗と恋人関係だったという特殊な三角関係となってしまいます。
その時々のかごめの心情は、現代の女の子にも通じるものがあるのではないでしょうか。
そんな犬夜叉とかごめが旅するのは、戦国時代で戦いが当たり前の世、犬夜叉は徐々にかごめにしかない良さを知り、心惹かれていきます。
そんな初々しい2人を見れるのがこの作品の魅力でもあり、私が好きなポイントであります。