漫画読みの感想と考察と心の叫び

マンガを読んでの感想と考察とあらすじと心の叫び

「幸色のワンルーム」の感想

すごい設定のマンガだな。

一体どんな作品なんだろう…

と思いながら読み始めたこのマンガ。
誘拐された少女と、少女を誘拐して監禁している犯人の奇妙な同居生活を描いています。
両親に虐待されていた少女をたまたま誘拐しただけなんですが、

少女にとって誘拐犯は救世主とも言えるべき存在です。
普通はありえない関係ですが、二人に絆が芽生えていく展開が気になって一気に読んでしまいました。
歪んだ愛情の犯人と、過酷な状況で生きてきた少女、ちぐはぐな感じですが本音と建前を使い分けながらも、親密になっていく関係性の描きかたがすごく緻密で面白いです。
歪な関係の二人がこれからどうなっていくのか先の展開を気にさせる、読者の心をグイグイ引っ張っていく作りです。

二人が逃げ切れるのか、

 

逃げ切れないのか、

 

どっちだ!