漫画読みの感想と考察と心の叫び

マンガを読んでの感想と考察とあらすじと心の叫び

「脳内ポイズンベリー」全5巻の感想

月9ドラマにもなった「失恋ショコラティエ」の作者・水城せとなさんの作品です。
失恋ショコラティエ」が完結して寂しく思っていたところに、漫画アプリで1巻だけ試し読みがありそのままハマって全巻購入しました。
主人公の櫻井いちこ(30歳)が思うようにいかない恋愛で悩む様子を、いちこの「脳内会議」で表現しています。
脳内にはさまざまなキャラクターがいてそれぞれが自己主張するので、うまく結論がまとまらず悪い方へ状況が進んでしまうこともしばしば。
この脳内会議の様子は内向的な私も身に覚えがあり、くすっと笑ってしまったり身につまされたりと、息つく暇もありません。
心理描写が濃いので、全5巻とは思えない濃厚な読後感を味わうことができます。
この漫画を読んで「一人で思い悩まずに、思ったことは口に出して相手に伝えよう」と思うようになりました。